着物・和装小物・浴衣通販 染のつかもと

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<第8回>

● 特別連載 「よみがえれ!アンティーク着物」

<第8回>
よいよ大詰めという感じになってきました、”たかちゃん羽織”です。今回はついに反物として完成したのです!やった!
今回の工程は「蒸し」「水元」。どんなことするんでしょう?
では、早速悉皆屋さんからのレポートをご紹介します。
こんにちわ。
今日は蒸し水元(みずもと)まで上がりました。
工場の方に潜入してきましたので、その様子をお送りします。

<蒸し>
・・・・・まずは、友禅の色を定着させるのと、発色させる意味を込めて蒸しにかけます。
杉の木枠に針がつけてありその中に、反物に折り目がつかないように生地端を針にひっかけて吊るしていきます。(上の画像)

それから蒸し箱に入れて蒸していきます。蒸し箱の中も杉の木で作られています。中は90℃の温度を保ち20分を1サイクルにして色が濃い反物は回数を多くかけます。また、温度の一定化の為に外側はステンレスで囲われています。(右の画像)
<ゴム落とし>
・・・・・蒸しが終わった後は、友禅の周りに残っているゴム糸目を揮発性の液が流れている機械に反物を入れて落としていきます。
糸目が太かったり、ゴムの伏せ場が広い場所は機械に入れる前の所でブラシでこすって落ちやすくしておきます。(kihatu)
<水 元>
・・・・・昔は堀川などで行われていた友禅流しが、この過程です。今は地下水をくみ上げ一日に学校のプール三回分の量が人工の川に流してあります。その中に反物を流してブラシで必要以上についている染料をあらいながしていきます。(右)

水元余談・・・・・ 水元には地下水を使います。
なぜ地下水?水元の時には「水質・水温・水量」が大きなポイントです。
地下水ならば、混じり物のない真水で(染料のもつ本来の色を不純物によって変色する恐れがあるからです)、水温も約18度に保たれていて水量も安定するからだそうです。また、溜水だと洗い流した染料が反物に再度付着するのを防ぐために水は常に流してあるそうです。
(右下)


<脱 水>
・・・・・水元が終わった反物は脱水機にかけられます。反物がオレたりスレたりしないように、ひろげたまま脱水が出来る機械にかけます。


<乾 燥>
・・・・・その後は乾燥室で吊るして乾かします。この部屋がまた、暑い事...。今回は冬場なのでよかったのですが、夏なら....と思うと...
と、こんな感じで蒸し水もとの作業は進んでいきます。
つたないレポートですがお分かりいただけるでしょうか?不安ですが...。
続いて湯のしに出して完成となります。

つたないなんてとんでもない!詳細なレポート本当に感謝しています。本来のお仕事以外のことまでお願いしてしまって・・・。
すごくわかりやすかったですよね!>皆さん

さて次回は・・・?