●染のつかもと 着物イベントレポート

Spiral の十三夜

2001年10月27日、青山スパイラルにて、Spiral の十三夜が開催されました。
この催し物はいったいなに?着物の展示会かと思えば「大田楽」?
と、疑問をもたれた方も多いのではないかと思います。
すみません、説明が足りなかったかも・・・。

ロングランで隠れたファンも多い”ジュサブローきもの”を
プロデュース&販売している会社が毎回趣向を凝らしたイベント企画と
「ジュサブローきもの」等の展示会をドッキングさせた催し物を企画し、
我々のようなきものの小売店がそれぞれのお客様を会場に招待して
それらを楽しんでいただこうと、そういった趣旨の催し物だったのでした。
NETで告知してオフ会的ノリで会場に集まるというようなケースは
今回は当店の他にはなかったんじゃないかと思います。
大田楽・きもの・ミニオフ会 と、
一粒で3度おいしいアーモンドグリコを上回る1日でした。(わかる?)




朝、普段まだ寝ている時間に電車に乗らなくてはイケナイのは
ちょっと辛い物がありましたががんばりました!
でも、せっかくケータイとPDA持ったのに接続ケーブル忘れました。
何にもならないです。
妻と2人できもので電車に乗って、目的地は青山。
途中、「青山、青山・・・」と思っていたので間違って青山1丁目で降りてしまいました。
本当は表参道だったのでした。
表参道のB1出口の階段を上っていると途中からせまくなっていていきなり強風が吹き上げてきます。
きものの裾がバタバタと広がります。
私はいつもは裾除けなので、風でめくれても足が見えるだけで、
全然平気なのですが、今日はよりによって夏物のステテコを履いてきてしまったので、
必死に裾を押さえます。
足が見えるのは平気。だけどステテコが見えるのは格好悪いなーって・・・。
やっぱりこの次は裾除けにしよう。

スパイラル前で誰か来ないかしばらくきょろきょろと立っていました。
妻(たかちゃん)は例のアンティーク復刻版の「たかちゃん羽織」初おろしです。
青山の街にアンティークな長羽織がイイカンジです。



11:00〜「大田楽」。会場の畳敷きのホールに座布団が敷かれ、座って待っていると、
照明がスーッと落とされて行きます。
そのうち何ともアジア人の郷愁を誘うようなエキゾチックな音楽を奏でつつ
田楽法師達が入場してきます。
みんなそれぞれ楽器を手に、色とりどりの衣裳を纏っています。
レクチャートークを含めて30〜40分ほどの短いステージでしたが、
大変中身の詰まったなかなか興味深い物がありました。
私はやっぱり笛やりますので「田楽笛」が面白いな、
というか、むしろ欲しい!
そんな風に思いました。


大田楽 入場

午前中に登場は、ゆきこさん、紫すみれさん、ひろにゃさん。
お昼を一緒に食べました。
スパイラルからほど近い、ビストロダルブル。このお店、お勧めです。
人気のお店なんでしょう、いつも混んでます。


ビストロ・ダルブル

食事が終わり大満足で再び会場に。
会場にはえみこさんご家族が!旦那さんもみぢゅちゃんも、お母様もみんなきもの!
えみこさんには「蜃気楼」の魔法が・・・。(謎)





この写真見てみて!ジュサブローお得意のうさぎの柄ですが、このうさぎはおとこのこ。
なんと赤フンドシ締めてます。気合い入ってる!


赤フンうさぎの付下げ


着てみるとこんな感じ・・・

グラデーションの入った鮫小紋なんて・・・、そうそう見られる物ではありません。
こちらの商品、きもので初のGマーク選定商品なんです。その名も「蜃気楼」。


「蜃気楼」の魔法にかかったえみこさんお買いあげ!

そのほか、猫が宴会やってる柄の訪問着が面白かったなぁ・・・。



ここでバンブーさん登場。洞窟の話を生で聞けましたヨ。

その後午後の部の「大田楽」。トークも午前中と違っていて、
新しい発見があったりしてなかなか良かったです。

それから、からくささんと冬桃さんも登場!



最後にたかちゃんもあこがれの「蜃気楼」試着。
悩んだけど、ついに買ってしまいました!ああ・・・・
ジュサブローきもののスタッフがコーディネイト提案をしてくれます。
いつもは提案する側だけど、提案してもらうのもなんだかイイもんです。



19:30スパイラル隣の無国籍居酒屋「餐」にて
とももさんとからくささんとたかちゃん、私の4人で超ミニオフ。
行こうと思っていたお店「分土火」が満席でどうしようかと
思ったけど、ここでいいやと入ったのがこのお店。
ところが、大正解!つまみは美味くて安いし、
ビールジョッキはキンキンに冷えてるし、いうこと無し。




煙管が渋い!からくささん

そして、時間はあっという間に過ぎ・・・というか、
過ぎすぎ・・・。
そう、八日市場行きの最終高速バスに乗り遅れたのでありました。
どうする?
でも、ここでたかちゃん、ひらめきました。
「銚子行きの高速バスはまだあるはずだからそれで隣町の旭で降りて後はタクシー」
「グーッ!」
親指を立ててガッツポーズ。
ところが銚子行きのバス乗り場を探して歩き回るもなかなか見つからず、
交番で聞いたらあっさりわかりました。
はじめから聞けば良かった。

このころに気づいたんですが、携帯のアンテナが紛失。
帯に挟んでおいたんですが、動いているウチにアンテナがはずれてしまった模様。
トホホ・・・

銚子行きのバスは出発間際。
たかちゃんと私は最前列と最後列に空を見つけてやっと座ることが出来ました。
最前列に座った私、同席のおじさんに話しかけられます。
「きもの、珍しいですねぇ。でもこなしてるって感じでいいねぇ。」
話していると、このおじさん、なんとなんと!
私の家(両親の自宅)のすぐ近くに家を買ったばかりというのです。
何という偶然。
それからすっかり話が弾み、八日市場の地元のこと、インターネットのことなど、
バスがおじさんの降りるバス停に着くのがすごく速く感じたほどです。
これが洋服姿だったら話しかけられもせずせっかく席が隣りあっても
居眠りでもしつつ何となく気まずく時間が過ぎるだけだったかも知れません。

旭市の国道沿い、モスバーガー前に高速バスは止まります。
バスから降りるとモスバーガーで熱いコーヒーを飲みました。
そのあと、早めに外に出てタクシーを待ちます。
夜の国道沿いの歩道に立つたかちゃん。
羽織が車のライトを受け、夜の闇に菊の花が鮮やかに浮かび上がるのでした。


fin











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