『優しいネ』
総・草木染
良い染めをするために良い水を求め良い野草が育つために良い山を求め安曇野に辿り着いた…
清らかな湧き水がなければ育たないワサビの名産地、安曇野。安曇野の水は信州の山々に降った雨が地中にしみこみ、もう一度地上に湧くまで7年かかると言われています。
ゆっくり自然に濾過された水は軟らかく、染色にも非常に適していました。その安曇野の山で育て、採取した草木で染料をつくり染められ、
山野に咲く草花をその染料で描く……それが「優しいネ」という着物です。
この「優しいネ」は、英国王立博物館の発行する博物学誌『カーティスボタニカルアート』に日本の染色植物画として、初めて紹介されました。研究に研究を重ね、独自の草木染を開発し、
永年、染色の世界で不可能とされてきたすべて草木染の着物が誕生しました。全行程を自ら行うことで、不可能を可能にしたのです。この“優しい奇跡”をご自身の目でお確かめ下さい。
